三重の農業の特徴

三重県は、南北に長く、伊勢湾に面した伊勢平野や上野盆地の肥沃な農地、鈴鹿山系から大台山系に至る山々など、多様な地形を有していることから、三重県では、地域の特性に応じた様々な農畜産物が育てられています。
特に、温暖な気候や名古屋・大阪等の大消費地に隣接した立地など、恵まれた条件を生かし、耕地面積の約8割を占める水田農業を中心に、トマト、イチゴなどの施設野菜、白ネギ、青ネギ、白菜、キャベツ、ブロッコリーなどの露地野菜が生産されています。また、ミカン、カキ、ナシ、ブドウなど様々な果樹が生産され、東紀州地域では1年を通してカンキツ類が生産されています。さらに、生産量が全国第3位の茶、サツキ・ツツジなどの花木類、観葉植物、バラ、ガーベラなどの切り花、県が創設した三重ブランド認定品である松阪牛、伊賀牛、熊野地鶏をはじめとする畜産物が育てられています。
就業までの流れ
ステップ1 「相談・情報収集」

就農相談会・研修への参加や、県の各地域農業改良普及センターや公益財団法人 三重県農林水産支援センターに相談し、就農に対する理解を深めます。また、栽培品目の選定にあたっては、①必要な収入が得られるか、②自分にあったものなのか、③栽培の難易度、④商品としての市場価値、⑤就農予定地での販売ルート、⑥経営としての安定性、など様々な情報を組み合わせたうえで、総合的に判断することが必要です。
ステップ2 「技術の習得」

新たに農業を始める場合には、ある程度経験を積んで技術を習得する必要があり、その地域の先進農家等のもとで研修を受けることが、技術習得の有効な方法です。三重県では「みえの就農サポートリーダー制度」による研修受入制度があります。また、農業専門の教育機関である三重県農業大学校があり、農業の技術・経営に関する実践的な教育を受けることができます。
ステップ3-1 「農地の確保」

自分の目指す経営作物や生活条件などを考慮して、必要な農地面積や日照条件、土壌条件などを十分に検討した上で就農地を設定し、自分が就農したい地域の市町や農業委員会などに相談するとともに、農地を賃貸借又は購入した場合のそれぞれ発生する費用も考慮したうえで、自分が目指す経営計画が成り立つか十分に検討することが必要です。
ステップ3-2 「資金・農業機械と施設の確保」

農業を始めるにあたっては、生活費(研修期間及び、就農後所得がない時期についての衣食住費、教育費、光熱費、税金、医療費など)及び初期投資(施設、機械類、生産資材費、消耗品費、燃料費、出荷資材、地代、光熱水費など)の資金が必要であり、自己資金を準備しておくことが必要です。
相談窓口
公益財団法人 三重県農林水産支援センター
農林水産業の担い手の確保、育成、経営の合理化、就業環境の改善、農林水産品の流通、加工、利用の増進などを目的とする公益財団法人です。三重県農林水産支援センターにご相談いただくと最寄りの地域農業改良普及センターと連携を図りながら、情報提供や就農候補市町、農業法人等とのマッチングや雇用就農者の定着に向けた各種相談に対応します。

■住所:〒515-2316 三重県松阪市嬉野川北町530番地
■電話番号:0598-48-1226(総務・担い手支援課)
■E-Mail:info@aff-shien-mie.or.jp
■相談可能時間:月曜日~金曜日(年末年始・祝日を除く)9:00~12:00 13:00~17:00
■URL:https://www.aff-shien-mie.or.jp/index.html
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