リモートワークだから選べる。自然も便利さも手に入る三重県・北勢エリアの暮らしを解説
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「東京での暮らしに疲れた。」
近年、生活の質を上げるために都会から地方への移住を考える方が増えています。
地方移住というと、いわゆる”自然を満喫する”というイメージが強いですが、そういう田舎暮らしではなく、”ほどよい自然”と”普通に生活ができるくらいの便利さ”を両立した暮らしがいい!という方もたくさんいらっしゃいます。
今回は、ほどよい自然も便利さも手に入り、県外からの移住者が急激に増えている三重県北勢エリアの暮らしを解説します!
三重県北勢エリアってどこ?東京からのアクセス

三重県北勢エリアは、ナガシマスパーランドのある桑名市や鈴鹿サーキットのある鈴鹿市、コンビナート夜景で有名な四日市市などを含む三重県の北部の地域で、名古屋から電車や車で15分〜40分圏内と好アクセス。
東京からだと、東海道新幹線で名古屋駅まで行き(約1時間30分)、名古屋駅から近鉄やJRなどの鉄道(おおむね15分~40分)を使って行き来することができます。
距離は遠いですが、体感時間は意外と短く感じられますよ。
ほんとに便利なの?実際の暮らし
都道府県別 経済的豊かさ第1位!

三重県は、国土交通省が公表している「都道府県別の経済的な豊かさ」が全国1位!
収入もほどほどに高く、食料費や水道光熱費、住居費などが安い傾向にあるため、生活に必要な支出を差し引いたうえでの自由に使えるお金が1番高いという結果になりました。
【出典】国土交通省|企業等の東京一極集中に関する懇談会 参考資料(令和3年1月29日)
都道府県別経済的豊かさとは?
- 本ランキングの対象は、各都道府県における中央世帯(可処分所得の上位40%~60%の世帯)となっています。
- 経済的豊かさ = 中央世帯の可処分所得 - 基礎支出
- 可処分所得とは収入から税金や社会保険料等を除いた額、基礎支出とは、食料費+家賃(持ち家の場合は帰属家賃)+光熱水道費のことをいいます。
住まいがとても安い
近年、東京近辺の土地価格は上昇傾向にあり、持ち家・賃貸どちらでも住居費が高くなっていますよね。
三重県の持ち家率は70%以上であり全国9位。しかも土地価格や賃貸物件の平均価格が全国的にも下位であるため、住居費用が抑えられます。
土地価格
三重県北勢エリアの平均坪単価は約15万円!
東京都近辺の市町村と比べてみてもかなり安い傾向にあり、「いずれはマイホームを持ちたい」と考えている方におすすめです!
(参考)平均坪単価
・東京都:約441万円
・埼玉県:約60万円
・千葉県:約52万円
【出典】https://tochidai.info/
賃貸価格
三重県の民間賃貸住宅の平均価格(1カ月・1㎡あたり)は3,549円であり、全国でも9番目に安い結果となっています。東京都(8,800円)と比べても約40%程度であるため、東京都で住むときと比べて単純計算で約60%の住居費用を削減することができます。
(参考)民間賃貸住宅の平均価格(1カ月・1㎡あたり)
・東京都:8,800円
・埼玉県:5,352円
・千葉県:4,821円
【出典】統計でみる都道府県のすがた2023
生活必需品もそろえやすい

鉄道沿線を中心に、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどが数多く出店しており、生活必需品の調達に困ることはまずありません。
平日は近くのスーパーで調達して、休日は最寄りの大型商業施設でショッピング兼まとめ買いする方も多いです。
駅前を中心に三重県のおいしい食材を使った飲食店も多く、幹線道路沿いには外食チェーン店もたくさん揃っています。
高度な医療体制も整備

北勢エリアには、24時間365日の高度な医療体制を有する第3次救急医療施設をはじめとした大きめの医療施設が多数存在しています。
このほかにも、各市町にクリニックや診療所もたくさんありますので、地方だからという医療体制への心配はありません。
こんなにあるの?手ごろな自然・温泉・レジャースポット
普段の暮らしのなかにある自然
日常の暮らしの中にあるほどよい自然の一例を紹介します。
北勢エリアは街中でも緑地公園が多く、魚が泳いでいるのが見えるきれいな川もたくさんありますので、普段の暮らしでも自然を感じることができますよ。



休日に行きたい有名な観光・レジャースポット
自然と便利さが両立する暮らしを実現させながら、三重県が誇る豊かな自然やレジャーを楽しむことができます。
休日に行きたい北勢エリアの有名な観光・レジャースポットをご紹介します。


【写真提供】鈴鹿サーキット




【引用】湯の山温泉公式HP
実際の暮らしを聞いてみたい!移住体験談
北勢エリアに移住して、リモートワークやフリーランスで働いている先輩移住者の体験談をご紹介します。
東京都目黒区→三重県四日市市 岡本 亜希さん

2013年に東京都目黒区から三重県四日市市に移住。
故郷の三重でレストランを開きたいというご主人の思いが移住のきっかけ。亜希さん自身は埼玉県さいたま市が出身であり、それまでは関東地方以外への移住のことは全く考えておらず知り合いもいなかったことから、正直不安だったとのこと。
移住後はお店のオープンの準備を行うとともに、デザイナーの経験を活かしてフリーランスとして活動を開始。お店の準備に携わるなかで地元の商店街の方々との交流ができ、今では女性初の商店街会長に。
仕事もプライベートも充実しており、ご主人と小学生のお子様、元保護犬のわんちゃんと3人+1匹で三重での生活を楽しまれています。
愛知県名古屋市→三重県亀山市 佐々木 英夫さん

2024年に愛知県名古屋市から三重県亀山市に移住。
都会での住居費の高騰や、子育てに必要な広さ・快適な住環境の確保が難しいという課題に直面して移住を検討。IT企業のプログラマーとしてフルリモートで働けるため、通勤に縛られない働き方ができることも移住を後押ししました。
移住した亀山市について、安価な住居費、学校・買い物・医療・公共施設がコンパクトにまとまった便利な生活環境、自然と歴史が調和した街並みが気に入っています。仕事で名古屋まで行く場合も電車・車で1時間程度というアクセスの良さに加え、名阪国道で大阪・奈良方面へも余裕で足を伸ばせる好立地。週末には伊勢志摩などの三重ならではのレジャースポットへも出かけ、都会の利便性と地方のゆとりも両立できています。
移住するときに補助金も活用して空き家をリノベーション。余裕のある住環境で仕事もプライベートも快適に過ごされています。
必見!移住支援金がもらえるかも
東京圏から北勢エリアに移住しリモートワークをしている方への移住支援金があります!(一部の市町を除く)
移住する人数がおひとりであれば60万円、2人以上であれば100万円(18歳未満の方がいれば一人あたり最大100万円加算の場合も)の補助をうけられます。
対象になるかをざっくり確認
*あくまでおおまかな確認用であり、詳細は以下のリンクからお確かめください*
移住元の確認
「1-1と1-2」 または 「2-1と2-2」を満たしていることが必要です。
【1-1】北勢エリアの対象市町に住民票を移すまでの直前10年間のうち、住民票上で5年以上東京23区内に住んでいること
【1-2】北勢エリアの対象市町に住民票を移すまでの直前1年間は、住民票上で東京23区内に住んでいること
【2-1】北勢エリアの対象市町に住民票を移すまでの直前10年間のうち、住民票上で5年以上、東京圏(東京都・神奈川・埼玉県 ※一部地域除く)に住んでおりかつ東京23区内の勤務場所に通勤していること
【2-2】北勢エリアの対象市町に住民票を移すまでの直前1年間は、住民票上で東京圏に住んでおりかつ東京23区内の勤務場所に通勤していること
移住先の確認
移住先でリモートワークを行う場合、以下の要件をすべて満たしていることが必要です。
【1】自分の意思で移住しており、移住先での生活し、移住元での業務を引き続き行うこと
【2】移住先で週20時間以上勤務すること
【3】デジタル田園都市国家構想交付金などを活用した取組の中で、企業からの資金提供を受けていないこと
その他、暴力団と関係していないことやこれまでに移住支援金を受給していないこと、5年以上定住する意思があること等の条件があります。
また、世帯で移住する場合は、別途世帯員が満たすべき要件がありますので、必ず詳細ページをご確認ください。
北勢エリアの暮らしが気になったら
北勢エリアの暮らしが気になることがあれば、お気軽に三重県庁の移住窓口までお問合せくださいね。
※三重県専門の移住相談アドバイザーがご質問にお答えします。
※返信までに営業日によってはご返信までに1週間程度要する可能性がありますのでご了承ください。