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移住体験談

就職先は農業法人#2 幼いころからの夢「農家」を御浜町で叶える。大阪府からIターン移住した荻原さんの移住ストーリー

2023/12/1

三重県南部、人口約8,000人の小さな町・御浜町にあるかきうち農園では、社員6人、パート4人の計10人が美味しいみかん作りに精を出す。社員はほとんどが地域外からの若者で、平均年齢は24.5歳。新卒で就職し、日々奮闘する荻原美麗(おぎわら・みれい)さんにお話を聞いた。

 

 

 

ー 幼い頃から憧れた夢が「農業」

 

 

大阪府大阪市出身の荻原さんは、高校卒業後、新卒で就職した18歳の新人。

 

 

 

女子校の普通科だった荻原さん。高校の友人たちは保育士や美容系の大学・専門学校などへ進学する中、農業に就いたのは自分だけだった。"やりがいのある仕事に就きたい”と考えた時に、幼い頃にテレビで見て「楽しそうだなぁ」と農業に憧れを持ったことがきっかけで、それ以来興味のあった農業の道を仕事として選んだ。

 

 

就職先の農家や農園を探す際は、町についても調べた。

「御浜町は大阪にはない自然環境があって、きれいな海も山もあっていいなと思いました。インターンシップ(職場体験・見学)でみかんの収穫作業を体験して、社長から会社の仕事内容や福利厚生などについてお話を聞いたり、先輩に作業を教えてもらったりしました。他にも体験に行く予定でしたが、一発で"ここにしよう”と決めました」。

 

 

入社して8カ月。農業と言えば収穫がメインと思っていたが、肥料を撒いたり消毒や草刈りといったことも含めて農業だと、実際に仕事をしてみて知った。

 

 

1日のスケジュールは、7時過ぎに家を出て帰宅は18時頃。そこから夕食・洗濯・お風呂、そして就寝は11時。一人暮らしをしながらの農作業は体力的にはハードなはずだが、「根性とやる気があればいけますね」とにっこりと笑ってみせた。

 

 

 

 

荻原さんの雰囲気からは意外だった「根性とやる気」は、中学生の時のハンドボール部での経験が下地となっている。とてもハードな部活の中で「根性とやる気」で前向きに頑張ったことが自身を育てた。しんどい時でも弱音を吐かずに前向きに取り組む。

 

 

一人暮らしで、休みの日にはドライブしたり温泉に行ったりと、御浜暮らしを満喫している。天気のいい日にはふらっと海へ行って、手作りサンドイッチを楽しんだりすることも。

 

 

 

 

 

 

ー 作るだけじゃない。自ら売るみかん農家

 

就職するまでみかんを売りに行くとは思ってもいなかった荻原さん。物販までするのかと驚いたが、いざやってみるとお客さんの笑顔や喜んでいる姿を見ることができ、それが嬉しく楽しみになった。

 

 

 

 

三重県多気町の大型リゾート施設VISON(ヴィソン)の産直市場には、月に1、2回は社長と一緒に販売へ出向く。

試食を勧めてかきうち農園のみかんの味を知ってもらう。

目の前で食べてくれたお客さんからの「おいしいね」「1つ買っていくわ」という反応が、御浜に戻ってから仕事をする上での糧となっている。

 

 

 

>>荻原さんの就農移住ストーリー、続きはこちらから<<

 

(2022年11月取材)

 

住所

三重県御浜町
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