本文へ
[三重暮らしを応援します] ええとこやんか三重
本文へ
  • HOME
  • 移住体験談
  • 【第9回/全10回】三重暮らし魅力発信リレー動画「わたしたち三重で暮らしています」を配信中!(名張市・野山直人さん))

移住体験談

【第9回/全10回】三重暮らし魅力発信リレー動画「わたしたち三重で暮らしています」を配信中!(名張市・野山直人さん))

2021/3/1

三重県への移住を考えている方に三重での暮らしを知ってもらうための全10回のリレー動画「わたしたち三重で暮らしています」を配信中!

 第9回は名張市にUターン移住し、建築を通じてまちづくりに貢献したいと様々な活動に携わっている「野山直人さん」。

 動画はこちら 

https://www.pref.mie.lg.jp/MOVIE/l1001500034.htm

 (動画の関連記事も併せて公開しました。こちらもご覧ください)

野山直人さん【名張市】

 三重県の西に位置する名張市は、初瀬街道の宿場町で、東西往来の要所です。宿場の風情を感じる建物や、ロマンを秘めた史跡や遺跡もあり、長い歴史の面影を今もあちこちに残しています。
 名張に生まれ育った野山直人さんは、高校卒業後、大阪に出て建築の設計技術を学びました。大都市でコンクリートに囲まれた生活をしているうち、子どもの頃から当たり前に触れていた「木」が無性に恋しくなりました。そこから日本古来の文化でもある木造建築にも興味がわき、奈良の木造住宅会社に転職して大工修行。そして名張を出て9年後、2014年にUターンします。

 

久しぶりに故郷に戻った野山さんは、その景色の変わりように衝撃を受けます。「自分が幼い頃は、通りのいたるところで子どもたちが遊んでいて、活気に満ちていた。祭りのときの熱気など、それはすごいものがあった。しかし今は子どもがいない、空き家だらけ。」野山さんは、自分の持っている建築の技術で現状を変えようと決意、2017年リフォーム専門の工務店「イエノキ」を設立しました。半年後には初瀬街道沿いにある築140年の古民家に出会い、ここを拠点としてリフォームをメインに木造住宅の魅力を伝えるほか、ワークショップを開催し、木と触れ合う生活を伝える活動をしています。もともとあった建物の良さを生かしつつ、地域の木材を使って空き家を再生させることをめざしています。

 

木の魅力を生かした建築を広めようと思い、材料である木材、ひいては林業そのものに思いを巡らせる野山さん。木を間伐しなければならない、木々の手入れをしなければいけない、という声はよく聞きますが、その間伐材を使っていくルートができておらず、これが日本の林業活性化を妨げていると考えています。林業界では山師や林業家を「川上」、工務店や木工製品業者を「川下」と呼ぶそうですが、両者がしっかり結びついていなければ、伐った木材の行き場がなくて捨てることになる。野山さんはこの「川上」と「川下」を結びつける仕事がしたいと考えています。
 拠点とした古民家も単に自分でリフォームするだけでなく、地域の活性化に興味がある地元の大学生を招き、一緒に傷みを補修するなどワークショップの場としています。
 木のぬくもりをじかに触れ、大学生たちは「なにもかも初めての経験ですごくおもしろい」と笑顔を見せつつ、技術を習得していきます。
「このまちを何とかしたいという野山さんの姿勢に共感します。自分たちも貢献したい。」と、単なる経験に終わせたくないと彼女たちは考えています。

 

 野山さんはほかにも地域の木材と人々の生活をつなげる活動をしています。2019年に「イエノキ」と名張市内のギフト&デコレーションショップ「Party WAP」がタイアップした「フォトキャラバン」もその一つ。名張市内の4軒のカフェを会場に、写真撮影と体験イベントを3ヶ月おきに開催しました。イエノキは子どもの木工おもちゃ作り体験を、Party WAPは家族で撮影するためのフォトブース制作を担当。発案者であるParty WAP・森垣さんが子どもに木工おもちゃづくりの体験をさせたいと考えたとき、「野山さんしかいない」とひらめいたそうです。野山さんは柔らかさや温もりといった、木ならではの良さを子どもたちに教えたい、とかねてから考えていました。このため以前から子どもたちに箸や椅子などを作るワークショップを行ってきました。そして、このような地道な取組が木材への親しみや木の文化への理解を持たせる「木育」へつながり、将来的な「川上」と「川下」をつなぐ流れを生むと考えています。

 

 将来は「家直しワークショップ」なども行って、大人も巻き込んでいきたいという野山さん。林業家、山師、製材所の方など、人々とのつながりも深め、旧市街地の建物修復チームを結成しました。「いろんなものに首をつっこむ性格なんです」という自己分析通り、実にパワフルです。
「すべてを自分で決めて、行動しなければいけない今のスタイルは相当にしんどい。けど、楽しい。木々があり、空がある。空気が、水が、食べ物がおいしい。毎日この風景を見られる、それがいいんですよ」と野山さん。自分がワクワクできるものに向かっていくこと。苦楽をふくめて「やりがいしかない」毎日を、名張で過ごせていると実感しています。

野山直人さん
2005年  大阪の建築事務所に就職
2014年  奈良を経て名張へUターン
2017年  リフォーム専門の工務店「イエノキ」を設立
取得資格 設計:二級建築士/既存住宅調査技術者/木造耐震診断資格者、施工:木造耐震改修技術者/住宅省エネルギー施工技術者

 

  • 【第9回/全10回】三重暮らし魅力発信リレー動画「わたしたち三重で暮らしています」を配信中!(名張市・野山直人さん))_写真1
  • 【第9回/全10回】三重暮らし魅力発信リレー動画「わたしたち三重で暮らしています」を配信中!(名張市・野山直人さん))_写真2
  • 【第9回/全10回】三重暮らし魅力発信リレー動画「わたしたち三重で暮らしています」を配信中!(名張市・野山直人さん))_写真3

住所

名張市
facebookでシェア twitterでつぶやく
このページのトップへ