五十嵐 ちひろさん
2018/3/5
Q:鳥羽に移住するまでの生活は?
A:埼玉県の実家から片道1時間半かけて通勤し、東京にある日本全国の伝統工芸品を扱う店で販売員をしていました。接客が主な仕事で、語学力を生かして海外からのお客さんの対応をすることも多かったです。また、ウェブサイトでの情報発信や、産地訪問などもしていました。
Q:地域おこし協力隊になろうと思った理由は?
A:海があり、暖かい所に住みたいなと思っていたので、移住に踏み切りやすい「地域おこし協力隊」として移住しようと考えました。鳥羽の答志島を選んだ理由は、仕事内容に興味があったことと、一度下見で案内していただいた際に、景色が美しく、食べ物もおいしく、人が面白いし、ここに住んだら楽しそうだなと思ったからです。
Q:移住する前の鳥羽の印象は?
A:実は鳥羽は子どもの頃に一度来たことがあり、海女さん、真珠、水族館のイメージがありましたが、答志島は移住する一年前まで名前も存在も知らない島でした。
Q:実際の鳥羽(答志島)での生活、人付き合いは?
A:面倒見の良いかたが多く、すごくかわいがってもらっています。朝はおじいさんやおばあさんの井戸端会議に参加しています。方言がきついので最初のうちは何を言っているか分からないことが多かったですが、最近ではちょっと答志弁を真似できるくらいになってきました。
Q:地域おこし協力隊での活動エピソードを教えてください。
A:島での生活に慣れるというのが最初のミッションなので、島の中で行われる行事にはなるべく顔を出すようにしています。いつ何があるか、いろんな人が教えてくれるので、最近では「あんたの方がよく知っている」と言われたり、「あそこでなにか準備しているけどなんだか知ってる?」と逆に聞かれたりすることもあります。地域のかたに頼りにされるようになってきて嬉しく思います。
Q:鳥羽(答志島)での暮らしの魅力は?
A:人との関わりが密なことです。都会で生活していた時のように人間関係がドライだと楽な部分もありますが、私はもう少し人間らしい関わり合いがしたくて、それを求めて田舎に来たところもあります。そういう点では答志島はぴったりな場所だと思います。
Q:地域おこし協力隊の活動でどんな活躍をしていきたいか?
A:答志島が観光地鳥羽を引っ張っていける存在になるくらいに、たくさんのお客さんを呼び込みたいです。答志島の魅力をもっともっと発信をして、いろんな人に答志島のことを知ってもらい「行きたい!」と思ってもらえるように頑張ります。