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三重県移住・交流ポータルサイト ええとこやんか三重
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移住体験談

西井 清人さん、愛さん

2015/6/23

①移住したきっかけは?

清人さん: 

 10年前に静かなところで暮らしたいという気持ちで、家を探していたところ、現在の住まいを見つけました。当時は近隣のまちに住んでいましたが、南伊勢町(泉地区)の方々と話をしてみてすぐに購入し移住を決めました。

 

愛 さん: 

 以前から里山づくりに興味があり、里山をめぐる旅をしている途中で南伊勢町の方と出会い、南伊勢町のことを知りました。

 その後地域の活動や取組に参加している中、清人さんと出会い、結婚を期に移住を決めました。

 

 

②移住先に選んだ理由と魅力は?

清人さん: 

 とにかく地元の人のあたたかさです。地元の方と触れ合うことでますます南伊勢町が好きになりました。

 また、現在みかん農家をしていますが、そのための土地があること、ノウハウを教えてもらえる仕組みがあることも、とても魅力的なところです。

 

愛 さん:

 地域の方々のやさしさと面倒見のよさです。

 自然に寄り添い、バランスをとりながら暮らす考え方にも共感できるところがたくさんありました。

 

 

③移住をするとき苦労したこと、良かったことは?

清人さん:

 苦労したことはやはり仕事です。

 以前は料理人をしていたが、ホテルや民宿も少ないため、仕事探しは特に苦労しました。また、交通の便が悪いということも苦労したところです。

 

愛 さん:

 私は北海道出身なので、気候の違いに戸惑いました。

 特に、生まれて初めて経験した梅雨は、思った以上に大変でした。引越し当初は、地域の方々がよく話しかけてくれるのがとても嬉しかったのですが、高齢者の方が多い地域でもありますので、言葉やアクセントに慣れるまで、話していることがわからないこともありました。

 

清人さん:

 よかったことはたくさんの人に出会えたことです。

 また、農業を始めたり、地域の方と接することで自分の気持ちも穏やかになり、出会える人が変わったことも良かったところです。

 

愛 さん:

 先輩移住者さんをはじめとするバラエティにとんだ方々と生活していけるのが、とても楽しいです。

 

 

④これからの生活で目指しているものは?

清人さん:

 いままでは、みかんの栽培・販売だけでしたが、もっと畑に来て南伊勢を満喫してほしくて、ミカン畑で農家の仕事体験と薪ご飯のランチを組み合わせたピクニック・プログラムを始めました。

 いつか、調理師の経験を活かして、農家民宿もしたいですね。

 また、南伊勢町は耕作放棄地も多いのでなんとかしていきたいと思っています。最初の取り組みとして、休耕田を借りて藍を植えてみました。

 プライベートでは、同年代の友達を増やして楽しみの幅を広げていきたいです。

 

愛 さん:

 南伊勢町に長く暮らす人にとっては当たり前のことが他の地域からきた私にはとても魅力的。ここの魅力や感動を、たくさんの人に体験してほしいですね。

 みかん畑でピクニックできる企画もそのひとつです。

 いつかここで、地域の資源を活かした仕事を生み出し地元の雇用につなげる仕組みも考えていければなと思っています。

 

 

⑤移住を考えている方へのメッセージ

清人さん: 

 地域の資源と人とのつながりを活かして暮らしていくというライフスタイルを意識しています。ご近所さんからのもらいものが並んだ食卓はとても贅沢でうれしくなります。やはり「住めば都」ですね。

 

愛 さん:

 都会と比較すると、少し不便だな、と思うこともあります。でも、それを上回る素晴らしいものがここにはたくさんある。

 そんなここにしかない素敵なモノで地域の人と一緒に何かを作り出してい.こうという気持ちがあれば、きっと楽しく暮らしていくことができると思います。

 

  • 西井 清人さん、愛さん_写真1

    みかん畑で、愛犬と。

  • 西井 清人さん、愛さん_写真2

    炭窯づくり後の結婚パーティー

  • 西井 清人さん、愛さん_写真3

    ポンカンの収穫

住所

南伊勢町泉

移住年月

清人さん(2005年)、愛さん(2014年)
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