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移住体験談

岩田 二三男さん

2013/12/24

☆今回紹介する移住者

 お名前:岩田 二三男

 プロフィール:1955年愛知県生まれ。

          高校卒業と同時に就職した家電メーカーで、物流の業務に携わる。

          50歳を期に、それまでの自分に決別したく、人生の下半期に挑戦する決意で移住先を探

         し、現在津市美杉町にて農家民宿『なかや』を経営する。

 

 

Q:初めて美杉を訪れたときの感想は?

A:会社に入って仕事を通じて美杉の名前は知ってましたが、三重の大田舎と聞いてました。

  初めて訪れたのは、今の家を見に来た時でした。春の野草を採ったり、豆を干している女性を見かけ、何故か時間がタイムスリップしたような所だ、という感じをもちました。

 

Q:移住を決断した際の御家族の反応は?

A:これは、言うまでもなく大反対でした。

  会社勤めの定年後のことや、転勤を契機の家族別生活のことなど、今後起こりうる不安を引き出して、私の年齢と、この場所の付加価値を武器に、納得してもらえぬまま無理無理移住させてきました。

 

Q:美杉での生活はいかがですか?

A:サラリーマン時分のように、地域との関わりをあまり持たなくても良い状況で過ごせて来た時と比べると、とても重いものを感じています。この重いものというのは、負担が重いという意味だけでなく、自分自身の存在もという意味です。

  私は元来、人目を気にはしますが囚われない質なので、地域の方からは多分軽いやつだと思われているだろうと思います。そんなことで生活ができたらいいのですが、私は移住してまだ7年目です。美杉の歴史や文化や人の情けなど知らないことが多く、生活を云々言うにはまだ足らないと思っています。

 

Q:美杉の魅力を教えてください

A:実際には信号や街灯などがあるのですが、なんといっても、それが(無くても良い所)だと思っています。個人的には、本当に無い方がいいところだと思います。生活水は井戸水ですし、全く問題なく生活できてます。

  便利とは言えないけれど、”有るものはあるが無いものはない”と覚悟を決めたらこんな良いところはないのかもしれません。でもこれは他所から来た者が言える、一言なのかもしれませんね。

  ”無いものはあるが、無いものもない”こう言えたときに、やっと美杉の本当の魅力が理解出来た時だと思っています。

  コンビニは来て欲しくないな。来るなら、企業が美杉と何をコラボるかを明確にしていくビジョンが欲しいな。

 

Q:美杉ならではのことって何かありますか?

A:考え方が、変かと思いますが、美杉から多くの人が旅立って行って、各方面で活躍しておられます。その多くの先輩方の力を潜在力として持っているところが、美杉ならではというように感じています。

  林業であるとか、自然豊かであるとか当たり前だし、そこで縛ってはいけないのではと思ってます。

 

Q:移住の際に苦労したことは?

A:一番は、家族のコンセンサス。でも同意なしに無理無理来てしまって、今でも同じ苦労をさせてもらっています。

  その次はお金。その次は、自分の能力のなさへの諦め。数え上げればキリがないかもしれませんね。

  移住だから苦労するというものの見方は偏っていると思ってまして、街に暮らす人も同じことしてると思ってます。家を建てて移り住むのと全く同じでしょう。

 

Q:美杉への移住を考えている人に一言

A:美杉は誰にでも同じようにいつでも受け入れしてくれますので、迷っている方はもう少し遠回りしてきなさいと。とにかく焦らなくていいですよ。時間はあります。

  来たい方は、勇気を持って飛び込んでください。私ができることは支援したいと思いますが、何ができるかな。農家民宿『なかや』の扉をたたけ、さらば開かれん!かな。

 

農家民宿『なかや』のHPはこちらです。

http://www.zb.ztv.ne.jp/htf-iwata243120/

  • 岩田 二三男さん_写真1

    お客様との記念撮影(中央が岩田さん)

  • 岩田 二三男さん_写真2

    なかや玄関

  • 岩田 二三男さん_写真3

    餅花飾りと伊勢本街道

住所

津市美杉町上多気

移住年月

平成19年3月
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