本文へ
MENU トップページ
お知らせ 三重の紹介 暮らし 応援制度一覧 住まい おしごと セミナー 体験・イベント 移住について 移住体験談 訪問予約 メールマガジン リンク集 その他の情報
PCページ CLOSE

移住体験談

鳥羽市

【鳥羽市】上田 茉利子さん

2018/8/24

 質問①:鳥羽に移住するまでの生活は? 

大学を卒業してから、先月まで働いていた会社に12年ほど勤めていました。

 

広告代理店で、営業から始まり、媒体営業(新聞社から広告欄を買って、会社のお客さんに売る業務)、法務などで仕事をしていました。

 

営業と媒体の時は特に忙しく、入稿の締め切りなどで終電帰りなどもあったので、そこそこストレスフルな毎日を送っていたように思います。

 

 

質問②:地域おこし協力隊になろうと思った理由は? 

まず、昔から海が大好きで、近いところでは地元千葉や神奈川の三浦、遠いところで沖縄を中心によく潜りに行っていまして、そういう海のちかい土地に住みたいなとずっと思っていたのがあります。海の中を観察しているのが楽しくて、ちょっと前にドラマで見ていた「海女ちゃん」を思い出して、海女になれないかな?と冗談半分で調べてみたところ

 

地域おこし協力隊で活躍されていた大野愛子さんにイベントで出会いました。それがきっかけでした。

 

  

質問③:移住する前の鳥羽(石鏡)の印象は? 

移住を検討するまでは、鳥羽については真珠、水族館くらいしか知りませんでした。

 

とにかく東京から非常に遠い、そんな感じで少し行きづらいな、と。

 

石鏡は、恥ずかしながら読み方すら分かりませんでした。

  

質問④:実際の鳥羽(石鏡)での生活、人づきあい、食べ物は? 

石鏡での生活は、海女さんの暮らしが時間軸になっているように感じています。

 

太陽が昇ると漁のために起きてきた海女さんたちの元気なおしゃべりが聞こえてくる。

 

そして夕方も楽しそうに井戸端会議をしていますが、陽が落ちると皆さんおうちに帰っていく。

 

ちょうど私が来たのが、燕の子育てシーズンだったのですが、燕と海女さんの生活リズムがほとんど同じなのに驚きました。朝晩早く、日中はせっせと働く。お陰様で私も早寝早起きになりました。

  

そして、結構みなさんおしゃべり好きなのかな?立ち話を楽しんでる方が多いような。

 

コミュニケーションは密な町なのではないかと思います。会話がコントのようにユーモアが効いているようなところは、関西に近いからなのかな?と最近思ってます。だから、笑っている人が多いのかも。

 

食べ物はやっぱりお魚がおいしい。こちらに来て、ご近所さんにご馳走になったり頂いたりしたものが、すべて美味しいです。海の幸が目の前で獲れて、それを頂けるというのは本当に贅沢です。

  

質問⑤:鳥羽(石鏡)での暮らしの魅力は? 

なんといっても海だと思います。海好きにはたまらない、歩けばすぐそこに海があって、海中を覗けば魚が見える、そこがとても魅力的です。夕方港を散歩するだけでも、海に癒されます。こんな美しい景色を毎日見れるなんて幸せだと思います。

  

また、都会に暮らしていた時には常に警戒心を持って生活していたのですが、石鏡はとても素朴で純粋な方が多いように思います。生業と生活が直結しているから、良いこと悪いことがハッキリしやすい分、皆さんシンプルな考え方なのかな?と感じることが多いです。

  

それと、これは番外編ですが、女性の街だからかな?男性がとてもジェントルマンだと思います。重いものは女性には持たせない!というシーンを何度も目撃しており、そこに感動しました。

 

  

質問⑥:地域おこし協力隊での活動エピソードを教えてください。

石鏡に移住して一週間後に、天王祭がありまして、その日は朝からお祭りの準備に参加させて頂きました。

 

ここでも町民の方が出し物を一つ一つ手作りしており、皆さん一生懸命。

 

お祭りで一番盛り上がったのが、町の若い方が、地元の人気住民のモノマネをした時で、本当にこの町は、町自体が一つのファミリーのようなんだなと、温かいものを感じました。

  

質問⑦:地域おこし協力隊の活動でどんな活躍をしていきたいか? 

 石鏡町は、素朴ではありますが、昔ながらの港町の素敵なところだと思います。

 

町の方々の人柄はもちろん、入り組んだ石鏡の町のたたずまいや、海女さんが実際に獲ったものを使ったお料理、石鏡の海の美しさなど、まだまだアピールできていない所が山ほどあると思いますので、石鏡の方々に教えて頂きながら、その魅力の発掘&PRをしていきたいと思っております!

  

住所

鳥羽市

移住年月

平成30年7月
【鳥羽市】上田 茉利子さん_写真1

早稲田大学卒業後、広告代理店に勤務。営業や法務の仕事に携わる。

2018年7月から鳥羽市地域おこし協力隊として石鏡町へ移住し、現在に至る。

【鳥羽市】上田 茉利子さん_写真2

石鏡町の堤防に腰掛け、海のそばで暮らす幸せを噛みしめる夕暮れのひととき。

【鳥羽市】上田 茉利子さん_写真3

地元出身の歌手、鳥羽一郎・山川豊兄弟が紅白出演を祈願した祠がこの先に。

 

 

【鳥羽市】上田 茉利子さん_写真4

漁に向かう海女さんたちを乗せた船。

facebookでシェア twitterでつぶやく
ページトップへ戻る