【地理】
大台町は三重県の中部に位置し、東西に細長く広がっています。約90kmに及ぶ県下最大の河川「宮川」が町内を横断し、総延長の3分の2が町を流れています。
西は奈良県川上村・上北山村に接し、日本三大峡谷の一つである大杉峡谷がその境界です。
宮川上流域となる町の西部は1,000m級の山々に囲まれた純山村地域、宮川中流域となる町の東部は、茶畑・田んぼが広がる農村地域です。西部は吉野熊野国立公園に指定されており、町土の約90%以上を森林が占めます。
【自然】
大台町を流れる「宮川」は、国土交通省の一級河川水質調査において、過去 11 回日本一に選ばれており、川遊びや鮎釣り客など、多くの人で賑わう清流です。
また、大杉谷登山道や総門山をはじめとする周辺の山々にも、多くの登山客が訪れます。これらの豊かな山々では、数多くの植物や生き物を目にすることができます。日本の滝百選にも選ばれている「七ッ釜滝」をはじめ、六十尋滝、滝頭不動滝など多くの滝もあり、豊かな自然は四季折々にすばらしい景観を作り出し、人々の心を癒やしてくれます。