竹内 直人さん
2014/7/10
「1次産業で働きたくて」とか「農家民宿を開業したくて」といった目的で田舎へ移住したのではなく、仕事は一般的なサラリーマン、それ以外の生活や余暇を楽しむために移住するのも悪くない。
今回紹介する移住者
お名前:竹内 直人(タケウチ ナオト)さん
プロフ:大紀町在住 愛知県出身 趣味の釣りから平成24年10月に移住。
〇大紀町に移住を決めたのは何故でしょう?
愛知県に住んでいる時から釣りが趣味で週末になると三重県へほぼ毎週訪れていました。毎週来るんだし、こっちに住もうと、地域の不動産会社に相談に行きましたが合う物件がありませんでした。そんな中、その不動産会社の方から「空き家バンク」制度を教えてもらって役場に連絡したところ、何軒か物件を見学させてもらえることになり、この家を貸していただけることになりました。
〇初めて大紀町を訪れた感想は?
山が近くてびっくりしました。そして、その山にはスギやヒノキが一面に植林されていて、これまで平野部に住んでいたのでとても印象的でした。
〇移住されてから苦労したことは?
同町内に就職を決めてから移り住みましたが、半年ほどで会社が売却され、同社に残る道もあったのですが、退職することになりました。求人もあまりなく就職先を探すのに苦労しましたが、家主さんから情報をいただいて今の会社に再就職しました。
〇ご近所の方との関係は。
相手も気を使ってくれているのか、あまり頻繁な行き来はありませんが、仕事が遅くなって洗濯物が干しっぱなしになっていたら入れてくれたり、梅雨時など昼に天気が良くなったら軒下から外に出しておいてくれたりしてくれます。感謝しています。
〇移住して感じていることは。
「田舎に住みたい」という強い気持ちで移住したわけではありませんでしたが、通勤ひとつとっても以前はひどい渋滞の中で毎日イライラしていましたが、今では田舎だけに渋滞も無く、信号も少なく、窓の外の景色は自然豊かで、とてもストレスが減ったと思います。
〇移住を考えている人に一言
当然ですが移住することは最終的には自己責任・自分次第。
「だれかが、行政が、助けてくれる・支援してくれる」で移住してしまうと失敗すると思いますし、移住してからもうまく住んでいけるかは自分の住み方次第だと思います。