弓削 猛さん
2014/9/26
〇三木浦町に移住を決めたきっかけ
東京でインテリアデザイナーとして仕事を始め、メガヨットのインテリアなども手掛けるうちに、英国の伝統的なヨットデザイナーとの出会いをきっかけに、ヨットデザインの世界に入った。仕事場は、東京都内、造船所のある山口県、米国など数か所に置いていたが、2005年プライベートで立ち寄った東紀州地域に魅せられ、多くの古民家が放置されていることを知り、物件を探してたどり着いたのが三木浦でした。
もともとインテリアデザイナーであるため、空き家を自分でリホームした。最初は、別荘のような位置づけで、東京と山口と三木浦を行ったり来たりする生活が続き、2011年に生活の拠点を三木浦に置きました。
〇三木浦に移住した感想
「三木浦は、何しろ自然がいいですよ。世界遺産の熊野古道を含む吉野熊野国立公園の中に位置する自然に恵まれた地域ですし、三木浦は水深が深く、きれいな入り江と温暖な気候が特徴です。真鯛の養殖や伊勢海老漁が盛んで四季を通じて新鮮なおいしい魚が手に入ることも気に入っています。」
〇地域の方との関係
「移住して、窓から美しい三木浦を見ているとヨットのデザインでも地域活性化のアイディアがどんどん生まれてくるんです。都会のオフィスでうんうん唸っていたころよりも。」
また、「外から来た私たち家族を、三木浦の地域の人たちは受け入れてくれました。このため、積極的に地域に入り込み、インターネットの地意を活かし、フェイスブックやホームページを作成し、三木浦の商店のPRや特産品の情報発信を行い地域への貢献も忘れないようにしています。」
〇今取り組んでいること
三木浦には空き家となった古民家が数多くあることから、地域の方たちと、三木浦元気プロジェクト実行委員会を立ち上げ、海辺の古民家を改装し「三木浦ゲストハウス」をオープンしました。自分が移住を決めた美しい三木浦に魅力を感じる人がいるならは、その移住も支援していこうと思っています。
三木浦ゲストハウスのホームページです(1日1組限定)
〇移住を考えている人に一言
まずは自分がその地域を気に入ることが第1歩です。